憂うつなおとなたちへ

大人のゆううつ(心と体と)を解消します

相手の心が見たい人へ

 

 

カウンセリングの手法に

椅子を使ったものがあります。

 

二つの椅子を向かい合わせにし、

そのひとつに座ります。

もうひとつの椅子は空っぽのまま。

その空の椅子に問題の対象者が座っているつもりで

話しかけます。

 

例) 夫の気持ちがわからないという奥様


空の椅子に向かって

「ねえ、あなた 

最近帰りも遅くて お酒ばかり飲んで

家のことなんてどうでもいいの?」


次に 空の椅子に移り

ご主人に完全になりきって答えます。


しばらくの沈黙の後

「家に帰りたくないんだ」


また元の椅子に戻っていただき

ご自分に戻られて「どうして?」

 

再びご主人の椅子に戻られて

ご主人になりきって、ひとこと



「俺の居場所がないから」




↑実はこれ私のカウンセリング体験なんです。(あはは)

このときは涙があふれて止まらなくなりました。

 

主人の淋しく惨めな気持ちが

本当に心の中に入ってきたようでした。

 

簡単に出来ますから

興味のある方はぜひ試してみてください。

わからないと思っていた相手の気持ちが

理解できるかもしれません。

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読んでくれてありがとう、葉月はなでした。

 

 

めんどくさい人

「あの人はめんどくさい人だ」
などと よく言いますが
 
実際には
めんどくさくない人など
ひとりもいません。
気をつけて下さい。
 
そして
更に気をつけて欲しいこと、
 
誰よりもめんどくさいのは
 
他でもない
 
自分自身ではなのです。
 
 
つい、
つい、
つい、
 
言いたくない言葉を言い、
するつもりのなかったことをし、
 
食べてはいけない物を食べ、
買うつもりのなかった物を買い、
 
しなければならない簡単なことが
なかなかできなかったりする。
 
 
自分が望んだ通りには
してはくれない自分自身。
 
自分自身すら
てなづけることができない自分自身。
 
そう
 
あの人はなんかより
はるかにめんどくさいんです、
自分自身は。
 
 
ですから
 
人のことなど
あれこれ言っている
場合ではありません。
 
もっともっと
自分自身のめんどうを
見てあげなければなりません。
 
自分を
わかって上げなければ
なりません。

 

 

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読んでくださりありがとう

葉月はなでした

 

 

生きてなんぼ

 

「いいか、青柳 逃げろよ。

無様な姿、晒してもいいから、

とにかく逃げて、生きろ。

人間 生きてなんぼだ」

 

ゴールデンスランバー』 

伊坂幸太郎著 より




ゴールデンスランバー (新潮文庫)/伊坂 幸太郎
¥900
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私たちが生きる姿って

そのほとんどが

格好悪いんじゃないかな、と思う。

 

ぶざまな姿 なんだと思う。

そして、きっとそれでいい。

生きてなんぼだ。